札幌睡眠フォーラム 第10回学術講演会
2025年1月14日(火)18:00~
~学術講演会は終了しましたが
オンライン配信をしております~
札幌睡眠フォーラム
Sapporo Sleep Forum
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札幌睡眠フォーラム
2020年、本間研一(北大名誉教授)、本間さと(札幌花園病院睡眠医療センター長)、遠藤拓郎(スリープクリニック札幌代表)の3人が発起人となり、札幌睡眠フォーラム(Sapporo Sleep Forum)を立ち上げました。
ご承知のように睡眠や覚醒障害の背景は多彩で治療法もさまざまです。個々の患者さんの医療には学際的な情報交換や協力が必要です。また、睡眠や覚醒に関する最新の科学的知識も重要です。臨床や研究機関の第一線で活躍している医師や研究者が一堂に会し、睡眠医療、睡眠科学を議論することにより多面的で効果的な睡眠医療の展開、睡眠研究の深化を図ることが可能だと考えました。
フォーラムでは、睡眠にかかわる基礎と臨床の情報交換、新しい技術・知識の応用、睡眠教育などを展開できればと思っております。
当フォーラムは一般会員の会費で運営する予定ですが、主として運営にご協力いただく賛助会員の制度もございます。ご協力いただければ幸いです。

札幌睡眠フォーラム
第10回学術講演会【オンライン開催】
~オンライン配信中(3/31まで)~
日時:2025年1月14日(火)18:00~19:15
※参加費無料・事前申し込み不要
18:00~18:10 賛助会員情報紹介
18:15~19:15 講演と質疑
座長 有馬太郎先生 北海道大学歯学研究院 准教授
演者 山口泰彦先生 北海道大学名誉教授
演題 睡眠時ブラキシズム(歯ぎしり)や
閉塞性睡眠時無呼吸への歯科的対応
睡眠医療の中でも、歯科的対応が治療効果と患者さんのQOLの改善に非常に有効な、閉塞性睡眠時無呼吸と顎関節症のリスクファクターである睡眠中の歯ぎしりやくいしばりについて講演いただきます
Webを介したOnline講演会(参加費:無料)ですので
世界中のどこからでもアクセスできます。(事前申し込み不要)
多くのみなさまのアクセスをお待ちしております。
講演の録画、録音、撮影等はお控えください。
※終了後に期間限定で配信いたします。
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下記のアドレスにてオンライン配信中です
~2025年3月31日まで~
https://zoom.us/rec/share/p1xpiOdYPpGbdZ4D8rs6Lgw4uxJQHwqfEkzsVrAUWjRK4AkOaGffVQFfSG2irJa-.z_dPRWrSQkF9DfOA
パスコード: Z5+8FkEy
※ 講演の録画、録音、撮影等はお控えください
【終了 】第9回学術講演会
基礎・臨床現場における 活動量・睡眠モニターの活用
日時:2024年7月13日(土)(開場13:30)14:00~16:30
会場:北海道大学学術交流会館 小講堂
※ 入場無料(先着180名)事前申し込み不要
今回の講演会では、活動量のデータを臨床に活かすというテーマで2名のご専門の先生にお話しを伺う予定です。
アップルウォッチやフィットビット、各種スマホアプリなどウエアラブルモニターの情報が巷に溢れておりますが、何をどう使ったらよいのか不明点が多いままデータ利用をされていない方々も多いことと存じます。
今回は活動量の情報をいかに臨床や研究に活かすかについて、機器開発から解析ソフト作成まで、先駆的な研究をされ、大量のデータを解析されて、臨床に応用されている2名の先生にお話しを聞くチャンスとなります。
日時:2024年7月13日(土)
(開場13:30)
14:00~16:30
会場:北海道大学学術交流会館 小講堂
※ 入場無料(先着180名)事前申し込み不要
講演1(14:10-15:10)
『行動計から見た日本人の睡眠』
遠藤拓郎先生
(スリープクリニック札幌)
講演2(15:30-16:30)
『臨床現場におけるアクチグラフの活用の実践』
江崎悠一先生
(桶狭間病院藤田こころケアセンター 藤田医科大学)
※ 懇親会は下のボタンより
Googleフォームでお申し込みください
時間 17:30-19:30
場所 カフェdeごはん(学術交流会館隣)
会費 5,000円 定員:80名
講演
座長 千葉 伸太郎 先生
太田睡眠科学センター 所長、東京慈恵会大学耳鼻咽喉科客員教授日本睡眠学会副理事長
講師 本間 さと 先生
札幌花園病院 睡眠医療センター センター長
講演1 快眠で健康生活を!! 眠れない・起きられない悩みを解消
人生の1/3 を占める睡眠。皆さんはご自分の睡眠に満足していますか?日本人の4~5 人に一人は睡眠にトラブルを抱えており、高齢者ではさらにその割合が増加します。慢性的な睡眠不足は生活習慣病やうつ病の誘因となります。睡眠障害には様々な種類があります。不眠症は多くの睡眠障害の1 つですが、不眠をきたす病気は非常に多く、睡眠薬の服用は、原因が分からなかった時の最後の手段です。原因を探して、それを除くことで不眠を解消しましょう。また、若い方では、夜はなかなか眠くならず、一旦寝ると朝起きが困難という、睡眠リズムのトラブルをお持ちの方も多いです。いくら寝ても眠い、知らないうちに寝落ちしてしまうなどのトラブルがあると、睡眠時無呼吸症候群や過眠症が疑われます。気力では治せない病的な眠気があることを知っていただき、周りに困っている方がいたら、専門家に相談するよう勧めて下さい。快眠は健康の元。たかが睡眠と思わず、本日の講演会で睡眠を見直していただければ幸いです。
講師 斎藤 拓志 先生
KKR 札幌医療センター 診療部次長
講演2 睡眠時無呼吸症候群~ほっといたらだめなんでしょうか~
自分のいびきで困っていませんか? 家族のいびきで寝られないという人も「せっかくぐっすり眠っているんだから、がまんしよう。」と思っていませんか? でも、いびきを放っておくのは本人のためにならないことがあります。睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)は日本人の50 人に一人がなっていると言われる国民病です。日中のつらい眠気で自分の 本当の能力が生かせない人、さわやかな寝覚めを失ってしまう人がたくさんいます。居眠り運転事故は飲酒運転より危険です。そして何より、健康寿命を縮めて寝たきりの原因になる病気です。自覚症状がなくて家族が気付くかどうかが鍵になることもよくあります。けれども、現代日本においては、これを解決する道筋が確立しています。「こんなに良くなる病気!」正しい対策が解決します。